お辞儀
日本人は、友人や知人に対してお辞儀をして挨拶をします。ふだん何気なく行っていますが、東洋、西洋によってこの習慣は違います。
日本では、お辞儀は、頭をさげるともいい、相手への敬意を表し、敵意のないことの表現です。
西洋では、握手をし、親睦、和解の表現で、手に武器を持っていないことを証明します。利き手が右手の人が多いため、右手で握手をします。
日本人のお辞儀は、立礼、座礼とあり、礼の深さで、最敬礼(腰の角度45度)敬礼(30度)会釈(15度)とわかれ、天皇など非常に身分の高い人物と交わす時には、90度腰を曲げることもあります。謝罪、感謝、神前、仏前などの意味でお辞儀をします。
きれいなお辞儀は、頭から腰まで一直線となり、目線は斜め45度にむけ、リズムのあるお辞儀です。
東南アジア、ヨーロッパ、キリスト教徒、イスラム、ユダヤ人等のお辞儀の意味等は違います。伝統の武術、合気道、剣道、空手、柔道などは、試合の開始前後や、道場の入退室の時などはお辞儀をし、海外でも一般的になっています。
珍しい植物で、ブラジル原産のマメ科、多年草で、オジギソウ(含羞草)、別名「眠り草」というのがあります。
2015年11月