~ 一盌からピースフルネスを ~

Author Archive

11. 花

2021年3月

前回までは漢数字の一から十までを取り上げましたが、今回からは漢字一文字ずつご紹介します。
日本語に「花鳥風月」と言う四字熟語があります。現在では美しい景色、風景を指したり楽しむという意味で良く使われていますが、もともとは貴族や武家が自然な景色を鑑賞し、詩を楽しむ遊びのことをこう呼んでいたようです。この四文字を紹介したいと思います…

続きを読む

水屋道具-2

2021年2月

水屋にそろえておくと便利な水屋道具 ― 茶に関するもの
茶掃箱(ちゃはきばこ)は、上下二段になった桐の箱で、お茶を茶器に入れるための用具が納められています…

続きを読む

ブラジルの植物 2. キリストの涙

2021年2月

本年より「ブラジルの植物」について再開いたします。
ブラジルの植物と言っても、原産地のものはそんなに豊富ではありません。でも、気候風土に恵まれているので植物や草花は育ちやすい環境にあります。ですから、世界の国々の植物がブラジルでのびのびと育って、きれいな花をたくさん咲かせます。その中で茶花に使えそうな花があれば飾ってみて楽しんでくだい…

続きを読む

日本便りー姫路からー

2021年2月

ブラジル駐在を終え、日本での新生活は姫路市でスタートとなりました。夫婦共々全く初めての土地ですが、姫路と言えばやはり姫路城。日本有数の美しい城がある街に期待を寄せやってきました…

続きを読む

宗旦忌・許状引継ぎ式

2020年12月

2020年度宗旦忌は、ラジルの伯栄庵で無事11月22日に執り行われ、多くの方に許状引継ぎが行われました。また故カルロス・シリロ・宗寿様、故百瀬宗美様、故木下英子様たちの、ミサ(追弔会)も行われ、浜岡宗光先生、カルメン・宗歌様たちにより、供茶が捧げられました…

続きを読む

10. 紅葉

2020年12月

今回は、日本の秋に、紅葉こうようするもみじについて紹介します。
日本の北海道では、9月中旬から10月下旬に、又南の九州では、10月下旬から12月上旬にかけて、もみじは紅葉します…

続きを読む

【十】 じゅう

2020年12月

漢字・漢和・語源辞典によると、音読みは、ジュウ、ジッ、と読み、訓読みは、とお、と、と読みます…

続きを読む

水屋道具-1

2020年11月

茶席の中で使う道具を茶道具としたら、下準備や後片付けに必要な道具を称して水屋道具といいます。例えば(下図の番号参照)、⑪炭斗、火箸、釻などは席中で使う茶道具です。風炉や炉の下火を準備したり、釜をかけたりする下準備には、④箱炭斗、火箸、釻などを使います…

続きを読む

和の文様-楽器尽くし-

2020年11月

今回の文様のテーマは「楽器尽くし」です。様々な楽器を散らした文様のことで、雅楽で使われる古典楽器がモチーフとなっています…

続きを読む

茶席での和装小物<女性編>

2020年11月

茶席での和装小物 <女性編>
前回に続き、今回は女性が茶席で着物を着る際に気をつけるべき身だしなみや小物使いの基本的な決まりごとについて紹介したいと思います。男性と共通する点もあれば、異なる点もあります…

続きを読む

禅寺の鐘の音

松原直美(宗美) - 「ゴーン、ゴーン…」毎朝6時に、近くの禅寺から鐘の音が聞こえてきます。東京の住宅街にある有名なお寺の鐘です。この音で、私はたいてい目を覚まします…

続きを読む

日々是好日(にちにちこれこうにち)

エリソン・宗尊・トンピソン・デ・リマ - 日本での勉強と修行の中で、この言葉を学びました。日々、普段我々が生活をしていくなかでもっとも良しとされるのが『今この時間を生きている現実』と捉えることができます…

続きを読む

かえりみて

武田宗知 - 1954年サンパウロ市制四百年祭の時、裏千家が海外普及の為、当時の千宗興若宗匠、舎弟納屋嘉治を派遣し、私共会員が空港にお出迎えして以来、もう六十数年になります…

続きを読む