~ 一盌からピースフルネスを ~

Author Archive

水指・・・清浄な水を湛えて

2018年2月

茶席の中で火に対する水を入れる器として、釜と対比して置かれる道具です。その為、茶が点てられる際には、すでに据えられた釜は別として、いちばん最初に登場します。清らかな水を湛えた水指の存在感は大きく…

続きを読む

うぐいす餅

2018年2月

まだ寒さの残る早春、梅が咲き始める頃にウグイスが鳴きだします。春告げ鳥とも呼ばれるこの鳥にちなんだ「うぐいす餅」は、求肥で餡子を包んで楕円形にしたものの両端を少し摘まみ、うぐいす粉(青大豆から作るきな粉)をまぶして作られます…

続きを読む

イエマンジャー

2018年2月

イエマンジャーという名称はアフリカのヨルバ語「イェイェ・オモ・エジャ」つまり、「子どもは魚のような母親」という言葉から由来しています…

続きを読む

忘年会

2017年12月

2017年[平成29年]12月15日、恒例行事の忘年会が、サンパウロ市ジャルジン地区のイタリアンレストラン「Serafina」にて開催されました…

続きを読む

2018年新年祝賀会、ブラジル日本移民110周年開会式

2017年12月

来る2018年一月7日、新年祝賀会とブラジル日本移民110周年記念の開会式が、チボリホテルで行われます。これには日系5団体と、生け花とお茶の会が、参加して後援に、在サンパウロ総領事館とチボリホテルが参加して9団体の参加で…

続きを読む

宗旦忌

2017年12月

2017年11月26日、伯栄庵において宗旦忌がとり行われ、リオデジャネイロ地区の故前田静(宗静)さんおよびUSP茶の湯講座の故ロベルト・ネーベス(宗善)さんへの黙祷の後、供茶、許状引次式(40名)と続き…

続きを読む

2017年サンパウロ大学修了茶会

2017年12月

毎年、サンパウロ大学の茶道講座は、3月から始まり、11月に終わる。11月25日(土)に、サンパウロ大学「日本文化研究所」に於いて『修了茶会』と『華展』が行われた…

続きを読む

古帛紗と裂地-金襴③-

2017年11月

先回、先々回に続き、今月も金襴の裂地をご紹介します。ここまですでに述べてきたように、昔から多くの人々を魅了してきた絢爛華麗な金襴。2回では様々な裂地をご紹介するには足りないと思い、3回続けての掲載としました…

続きを読む

4歳、5歳児童、伯栄庵を訪問

2017年11月

10月19日に、[マテセ、マジスティの学校](Colégio Matese Magisther)の生徒53人と、教師7名が、裏千家ブラジル道場、『伯栄庵』を訪問し、一日入門講座を体験しました…

続きを読む

日本便りー日本の運動会に参加してー

2017年11月

夏の暑い日差し、蒸し暑さは去り、心地よい風、木々が紅葉を始めるこの季節、日本では運動会シーズンとなっています。今年の日本は毎週末雨に見舞われる非常に残念なお天気で、練習してきた演目を全て披露できずに終わった学校、園も多かったでしょう。今回は、日本の運動会の歴史をご紹介します…

続きを読む