ブラジルの植物 14.クリスマスサボテン(シュルンベルジェラ)Flor-de-maio, Cacto-de-natal.
クリスマスサボテンはシュルンベルジェラという学名で知られ、ブラジルの熱帯雨林に自生するこのサボテンは砂漠のサボテンと違って刺がありません。
白からピンク、赤、だいだい色、淡い黄色、紫まで様々な色合いの花を咲かせます。
クリスマスサボテンは開花する場所と時期によって違った名称を持っています。南半球では五月の花またはイースターのサボテンとして知られ、北半球ではクリスマスサボテンの名で呼ばれています。また絹の花としても知られています。
受粉後、一センチから二センチの小さな実ができます。それが熟すれば濃いピンクまたは赤色に変わります。
クリスマスサボテンは30センチまでの高さに成長します。しかし、直径10センチの植木鉢でも 栽培可能です。直射日光を避け適度な湿気を好みます。毎日霧吹きで濡らしてもいいし湿った小石の受け皿の上に載せておくこともできます。これは特に空気が乾燥している冬の時期に適しています。もう一つ面白い自然なケアとして緑茶の抽出液を使用することです。それは、お茶にはビタミン、ミネラル、抗酸化物質、その他の栄養素が含まれているので、植物が健康に成長し、さらに青々とした花を咲かせることができます。オーガニックのお茶がおすすめです。茶葉を30分煮て冷ましてから使用します。最初は通常の水で土を濡らしてからお茶を塗り、葉にもスプレーしてください。
2024年5月