フェスタ・ド・ペオン(ペオン祭り)
ペオン祭りは馬や牛を使って行うロデオ大会とカントリー・ミュージックやセルタネージャ等のショーから成る民族祭りです。
ブラジルでは年に約1,400回ロデオがそれぞれ違った日程、州や町で催されます。サンパウロ州の中心地方、バレットス市で1956年に先ず最初のペオン祭りが開催されました。
現在、ラテンアメリカ最大のロデオはバレットス市のペオン公園で行われます。
この公園の面積は200万平方メーターもあり、ブラジルで最も広い展示会・イベントセンターとして知られています。
バレットスの祭りのアトラクションには、子供たちにテーマパーク、毎日行われるセルタネージャやルーツミュージック歌手のショー、雄牛や馬を使ったロデオ、美食市場、牧畜展示競売などがあります。
同祭の代表的なメニューはアホス・カヘテイロ(Arroz Carreteiro)といってお米とカルネ・セッカ(塩漬け干し牛肉)で作ったご飯、フェジョン・トロペイロ(豆、ベーコン、リングイッサ・デ・ポルコ(腸詰豚肉)、キャッサバ芋の粉末と調味料を使った豆料理)、パソカ・デ・カルネ(カルネ・セッカとキャッサバ芋の粉末)、そしてシュラスコ(ニンニクと塩で味付けた焼肉)などです。
カントリー・カルチャーを奨励するパレットスのペオン祭りは8月に開催され11日間の祭りには80万人以上の人が訪れます。
2017年7月