~ 一盌からピースフルネスを ~

茶巾・茶筅・柄杓

 茶巾、茶筅、柄杓は、本来使い捨ての点前道具の一種です。

 

茶巾

 白い麻の布で茶碗を拭き清める際に、ぬらして(たたんで)使用します。用途や流儀によって、大きさは異なりますが、普通、寸法は30cmx15cmの長方形です。

 

茶筅

 茶碗に入れられた茶を点てる道具です(茶に湯を入れて混ぜること)。竹製で出来ており、穂先は、16本から120本立まであり、普通の大きさは、高さ12cmです。
 日本では高山(奈良県生駒市高山)が産地として大変有名です。

 

柄杓

 釜や水指から湯や水を汲むための道具で竹製で出来ています。
 柄の形状から差通しと月形があり、炉と風炉用にも分かれています。点前用以外には、水屋柄杓、手水柄杓があります。

 

2017年9月