蓋置
2018年12月
蓋置は、釜の蓋をのせる道具で、柄杓を引く時にも用います。初めは台子皆具の内の一つで、唐銅で出来たものでしたが、独立して用いられるようになりました…
続きを読む茶道は長く深い歴史とその精神性を背景とする伝統文化であり、それがゆえに多くの聞きなれない言葉を耳にするかもしれません。
そうした言葉には思いもよらない意味合いがあったりします。
こちらのコーナーでは、「茶道ミニ知識として」お茶に関わる言葉を一つ一つご紹介してゆきたいと思っております。
言葉の意味合いを知ることで、楽しく和やかに一碗の茶を、のみあうことの大切さを改めて感じてくだされば幸いです。
2018年12月
蓋置は、釜の蓋をのせる道具で、柄杓を引く時にも用います。初めは台子皆具の内の一つで、唐銅で出来たものでしたが、独立して用いられるようになりました…
続きを読む2018年10月
建水(けんすい)は、茶室で茶碗を清めた湯や水を捨てる器で、「こぼし」とも言います。もとは台子皆具の一つとして、唐銅製の建水の中に蓋置を入れて台子に荘りました…
続きを読む2018年8月
花の台を薄板と称します。花入を畳床に荘る時は薄板にのせますが、原則として板床の場合は使用しません。又籠花入にも薄板は使用しません。薄板は三種類あり、花入の格調(真・行・草)によって使いわけます…
続きを読む2018年6月
茶の湯では、茶室に入れる花を茶花と呼び、花器を花入と呼びます。花入は掛物との調和はもとより、用いる花との関係にも心を配ることが大切です。種類は、飾る場所により「置花入」「掛花入」「釣花入」の三種類に分かれます…
続きを読む2018年4月
水次は、水注とも書き、席中に置かれた水指や釜に水を補う為の道具です。扱う場合は、片手ではなく、もう一方の手も添えて両手で扱います…
続きを読む2018年2月
茶席の中で火に対する水を入れる器として、釜と対比して置かれる道具です。その為、茶が点てられる際には、すでに据えられた釜は別として、いちばん最初に登場します。清らかな水を湛えた水指の存在感は大きく…
続きを読む2017年11月
茶杓は茶をすくう匙(さじ)のことで抹茶を茶器からすくって茶碗に入れる為の茶道具の一つです…
続きを読む2017年9月
茶巾、茶筅、柄杓は、本来使い捨ての点前道具の一種です…
続きを読む2017年7月
ただ茶を飲むための器というわけではなく、特に濃茶の茶碗は客の掌から掌へと渡ることを通して一同が心を通い合わせ一つになる【一座建立】の役割を果たす重要な道具です…
続きを読む2017年5月
抹茶には泡を点てる薄茶と、練った濃い緑の濃茶があります。濃茶は日覆いをした古木の柔らかい若芽を取り石臼でひいて用います…
続きを読む2017年3月
薄茶は私たちが普段口にする抹茶のことで、客一人一人に一碗ずつのお茶が出されます…
続きを読む2017年1月
さまざまな材質で作られた棗、国や地域の特色をあらわした棗や薄器など、形、素材等に多くのバリエーションがあります…
続きを読む2016年10月
特殊な薄器として、陶器で作られた四滴(してき)と呼ばれる四つの形があります。替茶器ともいいます…
続きを読む2016年8月
薄茶を入れる器で略して、うすきとも言います。
形が植物のなつめの実に似ていることから出た名前です…
2016年6月
薄茶の点前の時に抹茶を入れる容器ですが、植物のナツメの実に形が似ていることからその名がつきました…
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