~ 一盌からピースフルネスを ~

茶道ミニ知識

茶道は長く深い歴史とその精神性を背景とする伝統文化であり、それがゆえに多くの聞きなれない言葉を耳にするかもしれません。
そうした言葉には思いもよらない意味合いがあったりします。
こちらのコーナーでは、「茶道ミニ知識として」お茶に関わる言葉を一つ一つご紹介してゆきたいと思っております。
言葉の意味合いを知ることで、楽しく和やかに一碗の茶を、のみあうことの大切さを改めて感じてくだされば幸いです。

古帛紗

2016年2月

 茶道具を拝見するときや、お濃茶をいただくときに、広げたまま、あるいは二つ折りにして使います。

 用いる布も古代裂地、緞子、名物裂など大変由緒のあるもので作られます。

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懐紙・菓子切

2015年11月

懐紙はお菓子を取って手のひらにのせて、頂くために用いられる和紙です。
また、器物を拭ったりするために持っておくものです…

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門前の打水

2015年7月

訪問先の門前に水がまいてあれば、お待ちしておりました、どうぞお入り下さいとの合図であり、水がまかれてなければ、今しばらくお待ち下さい、との知らせである…

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躙り口(にじりぐち)

2015年5月

 七十センチ平方の小さな入口で、何人も立ったままで入ることは、不可能である。よって頭をさげ、体を縮めることで、平等の精神をあらわしている…

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露地

2015年3月

 茶室へ入るまでの通り道を露地という。日常から非日常へとの道程である。露地にはつくばいが設置されており、手を清め、口をすすぐ、この行為も日常の塵を払うことを目的としている…

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