~ 一盌からピースフルネスを ~

茶杓の銘

今回から毎月のシリーズとして学んで参りたいと思います。

「茶杓の銘」は、茶会や茶事では、その趣向を表現する大切な一つです。

茶杓の銘[十六] 9月(春)

2024年9月

当地は春、しかし、日本はまだまだ日中は暑いものの、朝晩は秋の訪れを感じる月です。特に9月9日は、菊の節句とも呼ばれる、家族の無病息災や子孫繁栄、不老長寿を願い、祝いの宴を開いたことが起源の重陽の節句です…

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茶杓の銘[十五] 8月(冬)

2024年8月

寒さが増して、春が待ち遠しい月です。南米の冬もやはり、晴れた日には空は澄んで高く、肌に冷たい空気です。夏の避暑地や南部の方では、霜や雪の知らせが聞こえてきます…

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茶杓の銘[十四]7月(冬)

2024年7月

8月と並んで一年の中でも最も寒い月です。ひんやりとした空気の中、朝市に出かけると、葉野菜などが瑞々しく並んでいます。お稽古の着物も、袷になりました…

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茶杓の銘[十三]6月(秋)

2024年6月

朝晩は少し寒いくらいの気温になりました。街を行きかう人々も秋の装いです。
夏の間にお客様から遠ざけていた火(風炉)を近づける中置点前にも、秋の気配が感じられます…

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茶杓の銘[十二]5月(秋)

2024年5月

ブラジルでは秋になり、少しずつですが、肌寒く、朝もゆっくりと夜が明けます。日本は新緑の季節。特に5月5日は「こどもの日」。子供の健やかな成長を願う日です…

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茶杓の銘[九]2月(夏)

2024年2月

ブラジルは暑い日が続いております。しかし、日本では2月は、一年で最も寒い月。春を待ちわび、迎える行事や風習の多い季節でもあります…

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茶杓の銘[八]1月(夏)

2024年1月

明けましておめでとうございます。ブラジルは真夏の新年です。

日本では、1月1日のことを、一年の一番最初の日ということで「元日(がんじつ)」とも言います。また、一般的には3日までを「三が日(さんがにち)」、「松の内(まつのうち)」と言って、「正月」を意味しています…

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