【六】 ろく
漢字・漢和・語源辞典によると、音読みは、ロクと読み、訓読みは、む、む(つ)、むっ(つ)、むいと読みます。( )の中は「送りがな」です。
成り立ち
「家屋(家)」の象形から、転じて数字の「むつ」を意味する「六」という漢字が成り立ちました。
意味は、数の名前、五(ご)の次の数、むっ、りく、(例:六枚、六つ、六芸)。五番目の物事の次の物事、(例:六月、六番、第六)。五回行ってから、もう一回行う事、む、(例:六度(むたび、ろくど)。
その他の読み方では、十六夜(いざよい)、双六(すごろく)、六十(むそ)などがあります。
人名では、音読み・訓読み以外の読みで、むつ、とつけられています。
金銭証書などで、間違いを防ぐために「陸」を用いることがあります。
筆順
2019年12月