オンライン世界五大陸をつなぐ茶会
東京五輪が開かれた7月23日に淡交社ウェブにおける、「オンライン世界五大陸をつなぐ 英語でおもてなし茶会」が行われました。リレー形式で各大陸を代表して5人の席主が日本、オーストラリア、ハンガリー、エジプトとブラジルから、お点前を配信いたしました。南北アメリカを代表したブラジル席は、 福田ファビオが亭主を務め、 7才の横畠アルツールくんが半東をつとめました。
陶芸家の本間ヒデ子先生のアトリエの和室を舞台に行われ、正客・横畠勇造と次客・本間ヒデ子に一服をもてなしました。
道具は、裏千家淡交会60周年中南米大会で、作られた黄金草の薄器に、独楽盆。本間さんの茶碗。干菓子盆には、今日庵花押の六角盆に、日本の干菓子とブラジルの生姜の砂糖漬けを使いました。
(編集部より、今回栄えある「東京オリンピックのオンライン茶会」に、7歳の横畠アルツールさんが、半東役を務めたことに、茶の湯の未来が期待されます。おめでとうございます。)
2021年8月