第60回 ロンドリーナでエスポ・ジャパン2023

ACEL – ロンドリーナ文化・スポーツ連盟主催第60回 EXPOJAPAN2023 が6月7日から11日まで開催されました。このイベントにおいてロンドリーナ市民はブラジル日本移民115周年を祝いました。

ブラジル裏千家は尾形俊子先生（宗俊）とクレシオ・デ・オリベイラ・サントス先生（宗和）の指導の元、文化部門に参加致しました。

会場内に6畳の茶室と石庭に囲まれた立礼席がボランティアの協力を得て設営され、デモンストレーションは午後の部に4時間程、3日間に渡って行われました。

今年も多くの来場者から出されたさまざまな質問やコメントから関心の高さに驚かされました。

点前では、五行棚を使用しました。この棚は、自然界の5つの要素「五行」（木、火、土、金、水）を組み合わせた棚です。棗は銀杏蒔絵。

今年は、かつてクリチーバでご活躍された今は亡き輝子先生ご夫妻の蓋置や、同じく、今は亡き西様の茶杓などを本日のお道具として使用することで哀悼の意と敬意を表しました。