ジャパンハウス「浮庵」でのデモンストレーション
ジャパンハウスに展示された茶室「浮庵(ふあん)」にて、ブラジル独立記念日である9月7日から「紙展(Takeo Paper Show)」の展示会最終日までの四日間、茶道のデモンストレーションが行われました。
この「浮庵」は建築家 隈研吾氏の作品で、ジャパンハウスで9月10日まで実施されていた「紙」をテーマにした展示会において設置されていました。
ヘリウムガスの入った巨大な風船が畳の上に浮かび、1メートル四方・11グラムのスーパーオーガンザという極薄軽量繊維がその風船と畳をすっぽりと覆っています。天井の風船と、光沢のある半透明の生地にふんわりと包まれた茶室は、あたたかくも未来的で不思議な雰囲気を漂わせていました。茶室の中をぐるりと全方向から観ることができるというのも独特で、たくさんの方々がお茶室を囲み、説明に耳を傾けてくださいました。
2017年9月