~ 一盌からピースフルネスを ~

2023年度 初点・新年会

1月15日、ホテルRoseWood において、10時より初点・新年会が行われました。受付には、三本の朱傘が立ち並び、蘭の迎え花、羽子板、鏡餅が置かれ、来客を出迎えました。初点は、10時から12時半まで行われました。新年にふさわしい、卯年の扇が、脇床に置かれ、本席は、金屏風に千玄宗室大宗匠の『和気満高堂』の軸に和親棚。水指は、豊田豊作、ステンレス八角水指。5人の点前で、進行されました。干菓子は、ウサギに打ち出の小槌の煎餅。12時半より、新年会に移りました。桑名良輔サンパウロ総領事や石川レナット文協会長等来賓のご挨拶に続き、ブラジル日本都道府県人会連合会の市川利雄会長の乾杯で、会食が始まりました。

福引には、日本酒、ワイン、『モチム』の来店券、バカラのシャンパングラス、青森ナナコ塗りの下駄、資生堂の化粧品、本間ヒデコさんの陶器、豊田豊さんの絵画等が出され大いに賑わいました。

アトラクションでは、ブラジル屈指のテナーサックス奏者のクレイトン・ソウザ氏のトリオの曲が披露されれました。芝生のガラスが反射して、森の中でJAZZ聴いているような幻想的な雰囲気の中で、盛りあがりました。

「本年も良き年でありますように」、との祈りのもとに、「一年の計」を誓い、和気藹々の中で散会しました。

 

2023年2月