宗旦忌
2018年11月25日、伯栄庵において「宗旦忌」がとり行われ、ジャンジーラ地区で活躍された故三原武様への黙祷の後、武田宗清氏、浅川宗夏氏らによる供茶、そして林宗一先生による許状引次式では三十数名に許状が手渡され、続いてカルメン・ルシー・C・ヴィエイラさんに茶名(宗歌)が授与されました。
後の茶会では、八畳席で七事式「香付花月」「貴人清次濃茶付花月」「且座」「貴人清次薄茶付花月」「雪月花」、本席で濃茶席、副席の薄茶席で吉野棚、六畳席で点心席が行われました。
点心席では秋をテーマに、酢の物、刺身、煮物、焼魚の御膳が栗ご飯と共に供され、上品な和食に舌鼓を打ちました。
薄茶席では、可愛らしい色合いの栗茶巾と、吉野棚から覗くメキシコ製のアステカ文明風柄の水指が印象的でした。
濃茶席では、茶碗、茶杓をはじめとした貴重なお道具の数々に感嘆しつつ、一碗を味わいました。
2018年12月