焚え残る白炭あらば捨ておきて また余の炭を置くものぞかし
2020年3月
茶道には濃茶、薄茶、炭手前というものがあります。この歌のテーマは、炭手前というのは何のためにあるかということです…
続きを読む千利休が和歌の形を借りて、茶道の精神、点前作法の心得などを初心の人にもわかりやすく記憶しやすいように三十一文字にまとめたもの。
2020年3月
茶道には濃茶、薄茶、炭手前というものがあります。この歌のテーマは、炭手前というのは何のためにあるかということです…
続きを読む2019年12月
茶道には濃茶、薄茶、炭手前というものがあります。この歌のテーマは、炭手前というのは何のためにあるかということです…
続きを読む2019年10月
大海というのは茶入の一種で、その名前は大振りで口の広いところから名づけられました。大指というのは親指のことを示します…
続きを読む2019年6月
肩衝の茶入を清めるときは、中次のときと同じように底に手をかけてはいけないという事です…
続きを読む2018年12月
この歌は、風炉の柄杓の扱いがテーマです。三つの心得の一は、湯や水を汲むときは、十分目まで汲まずに、九分目くらいまで汲むようにします…
続きを読む2018年10月
ひと点前中、体の構えも、柄杓の構えも、茶杓、茶筅、茶入の取り扱いも、最初に柄杓を蓋置の上にカツンと音をさせて引いたときから、最後に柄杓を蓋置に引くまで、無我夢中になる必要があります…
続きを読む2018年8月
茶入から茶を茶碗にいれるとき、初めに三杓すくい入れて、あとは回し出しにすることは習いの通りですが、ただ三杓あれば良い、というのではありません。そのすくい方に、「初中後(しょちゅうご)」があり…
続きを読む2018年6月
茶入を置く位置は、茶を茶碗に入れるごとに移動しやすく、また茶筅の位も、茶筅通しや茶を点てるたびに変わりやすいものです。これは初心の人の点前中によく見うけることです…
続きを読む2018年4月
風炉の灰形を習った人はわかるでしょうが、大変な手間のかかるものです。それだけに、風炉の灰に関した茶人の逸話も多いです…
続きを読む2018年2月
籠花入れを置く時は、下に薄板を敷かないという事です….
続きを読む2017年11月
「時ならず客」とは、不意の客、つまりは不意の客を表しています…
続きを読む2017年9月
濃茶は何よりも湯加減が大切です。四季の寒い暑いにしたがって対応するのが、真の茶人、点前上手といえます…
続きを読む2017年7月
昔、家元の業躰になると、宗匠の教え方は厳格を極めたものでした。あるときは、空の水指を、さも水を満たしたように持ち運びをさせ…
続きを読む2017年5月
この道歌は、点前の心を教えています。点前は、やわらかくしとやかにするものだと思われがちですが、線の弱い姿ばかりの点前は、招かれている方もはりがありません。しかし、あまり力が入りすぎてこわばったものも、決して良いとはいえません…
続きを読む2017年3月
「水」は水屋壺の水、水指の水、釜の水。「湯」は釜の湯。「茶巾」は茶碗を拭くもの。「箸」は懐石箸、菜箸、塵穴(ちりあな)の箸など。「楊枝」は杉楊枝、黒文字など。「柄杓」は釜用、つくばい用、水壺用など。これらは茶会のたびに、新しいものを用います…
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