端午の節句
端午とは、「月初めの午の日」の意味です。
古来中国では、厄を払う行事で、重五(五日は、「五」が重なる意)の節句が、起源とされる。古来邪気を払うために、菖蒲やよもぎを、屋根に挿し、菖蒲湯に入り、ちまきや柏餅を食べます。
江戸時代以降、この節句が、男の祭りと変わり、菖蒲に尚武、勝負に通じることから、男の子の 出世祈願と結びつき、武者人形を飾り, 鯉のぼりを揚げて男子の成長を祝う習わしが、続いています。
【鯉のぼり】
籠玉
竿の先についているのが、籠玉でその下にあるのが矢車。神を招くと同時に魔除けの効果がある。
吹き流し
青、赤、黄、白、黒、の五色は陰陽五行説の、五行をあらわしており、邪気を祓うちからがある。又,龍は吹き流しが嫌いなので、鯉を食べようと、思っても近づくことができない。
鯉
鯉は、家族をあらわし、黒の真鯉が父親、赤の緋鯉が母親、その下の子鯉が子供にあたる。
2015年5月